第12回バリアフリーダイビング全国大会 その3

 前回、3日目の朝を迎え、沖縄一文字というところでダイビングをした続きです。

1本目を潜った後、波が出てきたのでスタッフの方がどうするか話していました。
その間、「どうなるんだろう」、「中止になったら嫌だな」と考えていました。
スタッフの方々が話合った結果、ポイントを移動してダイビングすることになりました。
そして、2日目と同じポイントに移動することになったのですが、
朝早かったこともありウトウトしてしまいました。
すると、ボランティアさんに肩をトントンと叩かれて、目を覚ますと20分後にはポイントに到着していました。

波はとても穏やかで、色も澄んでいて1本目とは全然違いました。
ダイビングをする順番をグループごとで待つことになり、
僕たちは大体真ん中ぐらいだったので、「早く入りたいなぁ」と思いました。

順番が回ってきて海に入ると、体がほてっていたこともあり、とても気持ちよかったです。
最終日なので、楽しくダイビングしたいと思い、海の景色をゆっくりと眺めていました。
また、海の中をあっちこっち見て回りました。
あっという間に時間が過ぎ、「もう少しいたい」と名残惜しくなってしまいました。

海から上がって、「帰りのボートの2階に行きたい」と思いスタッフに伝えました。
2人の方に手伝ってもらい2階に行きました。
そこには、下の景色と違って、海を遠くまで見渡せて、海の青色がとても綺麗でした。
それと、風も気持ちよかったです。
太陽の日差しが強く、日焼け止めを塗っていなかったので、結構焼けました。

そして、港に着いた瞬間なんだか寂しい気持ちになってしまいました。
なぜなら、次にダイビング出来るのは、1年後なのです。
送迎車でホテルに戻り海水をシャワーで洗い流しました。
そして、夜のパーティまで時間があったのでベットで休んだのですが、疲れていたので少し寝てしまいました。
時間になりパーティー会場に向かうことになったのですが、
会場は別のホテルとのことで、車で移動しました。

パーティーでは、最初に会長の挨拶がありました。
その間に、料理が並んだのですが、会長の話が長くてなかなか食べられませんでした。
やっと乾杯の声がかかり、乾杯した後料理を食べることができました。

料理はバイキング形式でしたので、スタッフの方が料理を取ってきてくれました。
沢山の料理がテーブルに並び、どれから食べるか悩むくらいでした。
悩んだ結果、ゴーヤチャンプルーから食べることにしました。
ちょっとゴーヤが苦かったけど、お酒の味と混ざって美味しく食べることができました。
最終日の夜だったので、飲んだり、食べたり大騒ぎしました。

ベロンベロンに酔っ払う前に電動車椅子サッカーのＰＲとしてパンフレットを皆に配りました。
配ってくれたスタッフがマイクでチームを宣伝してくれました。
僕がどうやってボールを蹴るか、守るか等のルールを説明しました。
沢山のパンフレットを配れたので、関心を持ってもらえたと思います。

そしてパーティーが終わり、みんなにお別れをしてホテルに帰りました。

次の日、飛行機の時間まで親と国際通りに出かけました。
3日間で一番の天気でした。
「そのぐらいやったらいいのになー」って思いつつ、お土産を買いました。
そして、無事に京都に帰還しました。
今回の沖縄は青空に恵まれなかったけど、魚と友達になれた気分になりました。
絶対に来年も行くぞ～