沖縄三日目と最終日

3日目は前の日と同じように朝起きて、コンビニで買ったものを部屋で食べました。
外を見ると、雨が降ってなくて、台風はどこにいったんやろうと思いました。
天気予報を見ると、まだ沖縄本島に来ていませんが、それるかもと伝えていました。
それやったら、海に出れるかもしれないと期待し、行く用意をしました。

レンタカーでショップへ行くのに、遠回りをしました。
なぜなら、道がバスとタクシー専用の時間帯だったからです。

ショップへ行くと、しばらく車の中で待って下さい。とショップの方に言われました。
えーそうなん？！海が汚くないの？と考えました。
そして雨が降らないうちに潜ることになりました。

船には乗らず、港の端から機材を背おい、そのまま海に前向きで潜りました。
こんな体験、今までしたことないので、スリル満点でした。

やはり海の中がにごっていて前が見えませんでした。
魚はいることはいるのやけど、がらくたが、沢山あり、汚くて、あまり見えませんでした。
きわめつけは、バイクがそのまま海にほかしてありました。
こんなとこにほかしたら、海が汚くなるのになーと思いました。
こんなかんじで30分が経ちました。
海からあがると雨がぽつぽつと降ってきていました。

その次は両親の番でした。
その間僕はウェットスーツを脱いで車の中で待っていました。
あまりにもたいくつでラジオを聞きたかったのですがエンジンを切っていたので聞けず
仕方がないので寝ていました。

ようやくあがってきたと思ったら、ツーダイビングをするらしく又待つのかと
心の中で思いました。

30分休憩した後、もう一回ダイビングしに行きました。1時間以上待たされました。
段々と風がきつくなり飛ばされそうになるぐらい怖かったです。
しばらくしてやっと帰って来ました。

試験は、どうでしたかと聞くとマスククリアーとあともうひとつが一番大変やった。
海水が沢山入ってきて苦しかった。と言っていました。
親に「こんなことやったの？」と聞かれたのですが、「覚えてない。」と答えました。

その後、機材を片付けてショップで昼ごはんを食べました。
ショップの方は朝早くからお弁当を作って下さいました。
しかも２日間ともです。
沖縄の郷土料理がいくつもありどれから食べたらいいか悩みました。
特にゴーヤーチャンプルーがおいしかったです。

ゆっくり食べた後、ウェットスーツを頼みたいとショップの人に言いました。
ダイビングを始めてから10年以上になるのにウェットスーツはいつもレンタルで
レンタルのスーツは僕の体に合わなくてキツかったのでいい機会だと思ったからです。

早速寸法を計ったのですがスーツを作るには細かく計らなくてはなりませんでした。
体重と身長は聞かれたけど、最近計ってないのでわかりませんと答えると、
その場でメジャーで計ってもらいました。
他にも首まわり胸囲手首のサイズなどを計りました。

それが終わったら4時間もあったのでレンタカーでひめゆりの塔や灯台や
道の駅に行って買物をしました。
電動車いすではなかったので自分の行きたい所には行けず歯がゆい思いをしました。
やはり自分で行きたい所に行けることはすばらしいと思いました。

そんな感じで時間もたち、ショップの近くの居酒屋へ行きました。
その居酒屋さんは船長さんの友人の店でした。
昼ご飯の時に、今日が最後なので晩ご飯は豪勢に行こうと話し、
ショップの方に何か沖縄料理のおいしいお店はないですかと聞くと
その居酒屋を紹介してくれ、そんな流れでそこに行きました。
父親が車を運転しないといけないので代行を呼ぶことを考えることにしました。
いい感じの店ですが入口に車椅子でも1段分ぐらいの段差があるので店員さんが手伝ってくれました。

テーブルにつき、さっそくビールを頼みました。
お疲れ様って乾杯をして料理を注文しました。
今日のおすすめのメニューは何ですかと聞くと、魚料理ですということで、焼いた魚を頂きました。
とても美味しかったです。

途中からショップの方2名が来られて一緒に食事をしました。
今回のダイビングはどうでしたか？と聞かれたので日目は台風の関係で湾内で潜ったのですが
全然海の中が見えず面白くなかったですと答えました。

そんなに早く台風が発生したため深い海の中でのダイビングがあまり出来ず残念でしたが
両親がうまいこと講習出来たので僕は嬉しかったです。
ダイビングの免許が取れた両親と、次は秋に三人で潜りたいと思います。

そんな感じで色々としゃべってふと時間を見ると21時で、あっという間に時間が経ち
料理のしめでおすすめのおかゆを最後に頼みました。
白身魚が入ったおかゆでとても美味しかったです。
父親がかなり陽気になりもう帰らないと危ないので帰ることにしました。

代行を呼ぼうとしたその時にショップの方の家がホテルの近所らしく車を運転しましょうかと
言われお言葉に甘えて送ってもらうことになりました。

ホテルに付いて父親がよっぱらっておりお風呂をどうしようかと考えていたら
父親の方から大丈夫だから入ろうと言いお風呂に入りました。
僕としてはスッキリして寝れて良かったです。
最後の日は、ゆっくり寝ました。

朝食は、昨日の余りを食べました。
帰りの飛行機は、夕方だったのでその時間まで観光しました。
又、電動車椅子をホテルに置いて手押しの車椅子に乗り換えて出掛けました。

ホテルの近くだった首里城に行きました。
レンタカーで行ったのですが民営の駐車場がたくさんありその中の1つに入りましたが
そこで公共の駐車場があることがわかり公共の駐車場に移動しました。

そんなこんなでようやく中へ入りインフォメーションに行き
パンフレットをもらってそれを見ながら回りました。
僕は手押し車椅子に乗っていたので父親が押してくれました。

15年程前に京都新聞主催の車椅子ツアーで沖縄に行った時に首里城に行ったことを思い出しました。

中は全部階段だったけど、ちゃんとリフトがありました。
何回も下りたり上がったりと大変だったけど、昔ここに王様が住んでいたことを
改めて知れてよかったです。

僕と母親はそれからホテルに戻り、電動車椅子と荷物を持って福祉タクシーに乗って
父親はレンタカーでレンタカーを返しに行ってからそれぞれ空港へ向いました。

買い物をしてからボーッと飛行機を待ちました。
そして飛行機に乗り家に20時半頃着きました。

今回の旅行は両親の免許取得の目的もあり、行けてよかったです。
いろいろな体験ができました。
両親も免許が取れてホッとしました。